Just when you thought it was safe to go back in the water…(もう大丈夫だと思ったのに)

スマートフォンに関する記事を訳しているとき、

「Just when you thought it was safe to go back into the water」

って表現が出て来ました。直訳すると、「水に戻っても安全だと思ったそのとき」。

前後の文脈を言うと、Windows Phone 7(古い話ですね)が公開されたときのアプリ開発者からの反応として、ある開発者が「Silverlight、あぁー、Just when you thought it was safe to go back into the water」っていう流れです。Windows Phone 7アプリ開発にあたってSilverlightがウザいという話になっていたので、何かネガティブな意味だろうと想像できましたが、でもなんで水?

もしかして「go back into the water」が何かの熟語かもと思ったんですが、辞書などでもそれも見つからず。

うーむ と思ってダメ元で「Just when you thought it was safe to go back into the water」全体で検索してみたところ、これはなんとアメリカでの映画「ジョーズ2」の広告で使われたコピーだったことがWikipediaで判明しました! つまり初代「ジョーズ」でもう恐怖は終わりだと思って、「もう海に戻っても大丈夫だと思ったそのとき…」ってことですね。

そこから転じて、海とかサメに関係なく「もう大丈夫だと思ったのに…」というようなときに使われているみたいです。つまり上の記事でいうと、「Silverlight、あぁー、もう大丈夫(がんばらなくていい)と思ってたのに…」ってことです。